ASUSの最新ハイエンドモデル「Zenfone 11 Ultra」。SoCには、Snapdragon 8 Gen 3を採用したパワフルな一台です。
本記事では、国内版「Zenfone 11 Ultra」の実機を使い、スマホのベンチマークテストアプリ「AnTuTuベンチマーク (V10)」にてスコアを測定・検証しました。
【実測】Zenfone 11 UltraのAnTuTuベンチマークスコアを検証
Zenfone 11 Ultraのベンチマークスコアを測定・検証しました。測定結果は、下記のとおりです。
Zenfone 11 Ultraのベンチマークスコアは、最大2,023,888点でした。同価格帯モデルかつSnapdragon 8 Gen 3搭載機を使った検証の中では、最も高得点を記録しました。
一方で、本体発熱はかなりある印象。3回連続で計測して、最大温度は50.4度でここまで来ると手に持っているのは厳しいぐらい熱いです。
ただ、ここまで熱くなったのはベンチマークテスト時のみ。ゲームも実際に試してみましたが、重い3Dゲームを続けて遊んでもここまで熱くなることはありませんでした。
【目安】AnTuTuベンチマークスコア (V10)参考値
Androidスマホで計測したAnTuTuベンチマークスコアから分かる性能の目安スコアを下記にまとめました。
AnTuTuベンチマークスコア (V10)総合スコア | 参考(*あくまで目安) |
---|---|
〜30万点以下 | 超低価格エントリー ・基本動作も最低限 ・ゲームには不向き |
30万点以上〜50万点 | 低価格エントリー ・基本動作は問題なし ・軽いゲームは遊べる(3Dゲームには不向き) |
50万点以上〜80万点 | 低価格ミドルレンジ ・基本動作は快適 ・3Dゲームも設定次第で遊べる |
80万点以上〜100万点まで | 中価格帯ミドルハイ ・基本動作は快適 ・3Dゲームによっては高設定で遊べる |
100万点以上〜150万点まで | 準ハイエンド / 中価格帯ミドルエンド ・基本動作はとても快適 ・多くの3Dゲームで高設定で楽しめる |
150万点以上〜 | 高価格帯ハイエンド ・基本動作はとても快適 ・3Dゲームも最高設定で快適に楽しめる |
Zenfone 11 Ultraのベンチマークスコアは約200万点超え。高価格帯ハイエンドとしては、文句ないスコアです。
現時点で、国内販売されているAndroidスマホの中では最上位クラスの性能を備えたモデルとなっています。
ベンチマークスコアで全てが決まるわけではないものの、一つの指標としては役立ちます。上記の目安スコアと価格帯・動作感を参考にしつつ、選んでいってみてくださいね!
【比較】他機種のAnTuTuベンチマークスコア (V10)一覧
AnTuTuベンチマークスコア (V10)にて計測した他機種のAndroidスマホの実測値を以下にまとめました。(*本体温度については、3回連続で計測した結果です。)
機種名 | SoC | 実測値 | 本体温度(MAX) |
---|---|---|---|
Zenfone 11 Ultra | Snapdragon 8 Gen 3 | 2,023,888点 | 最大50.4度 |
Xperia 1 VI | Snapdragon 8 Gen 3 | 1,656,081点 | 最大41.9度 |
ROG Phone 8 | Snapdragon 8 Gen 3 | 1,944,889点 | 最大43.5度 |
Galaxy S24 Ultra | Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy | 1,926,085点 | 最大42.1度 |
Galaxy S24 | Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy | 1,828,815点 | 最大45.4度 |
Zenfone 11 Ultraのベンチマークスコアを他機種と比較しても、トップクラスのスコアです。現時点で、Snapdragon 8 Gen 3搭載機を計測した中では、最も高得点でした。
一方で、発熱もトップクラスな印象。ただ、ネット検索やSNS程度であれば気になる発熱はなく、ゲーム時もここまで熱くなることはありませんでした。ぜひ、参考にしてみてくださいね!
ただ、ここまで熱くなったのはベンチマークテスト時のみ。ゲームも実際に試してみましたが、重い3Dゲームを続けて遊んでもここまで熱くなることはありませんでした。
*本機は、メーカー様にお借りしています。