ソニーの最新フラッグシップモデル「Xperia 1 VI 」。SoCにはSnapdragon 8 Gen 3を採用した高性能な一台となっています。
本記事では、国内版「Xperia 1 VI」のSIMフリーモデルを購入したので、スマホのベンチマークテストアプリ「AnTuTuベンチマーク (V10)」にてスコアを測定・検証しました。
【実測】Xperia 1 VIのAnTuTuベンチマークスコアを検証
Xperia 1 VIのベンチマークスコアを測定・検証しました。測定結果は、下記のとおりです。
Xperia 1 VIのベンチマークスコアは、同価格帯のSnapdragon 8 Gen 3搭載機の中で割と低めの点数となっています。
代わりに、発熱はかなり抑えられている印象。3回連続で計測しても、最大温度は41.9度と優秀でした。
これだけのスコアが出ていれば基本動作は全く問題ありません。ゲームも実際に試してみましたが、重い3Dゲームも何ら問題なく、快適に楽しめています。
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【目安】AnTuTuベンチマークスコア (V10)参考値
Androidスマホで計測したAnTuTuベンチマークスコアから分かる性能の目安スコアを下記にまとめました。
AnTuTuベンチマークスコア (V10)総合スコア | 参考(*あくまで目安) |
---|---|
〜30万点以下 | 超低価格エントリー ・基本動作も最低限 ・ゲームには不向き |
30万点以上〜50万点 | 低価格エントリー ・基本動作は問題なし ・軽いゲームは遊べる(3Dゲームには不向き) |
50万点以上〜80万点 | 低価格ミドルレンジ ・基本動作は快適 ・3Dゲームも設定次第で遊べる |
80万点以上〜100万点まで | 中価格帯ミドルハイ ・基本動作は快適 ・3Dゲームによっては高設定で遊べる |
100万点以上〜150万点まで | 準ハイエンド / 中価格帯ミドルエンド ・基本動作はとても快適 ・多くの3Dゲームで高設定で楽しめる |
150万点以上〜 | 高価格帯ハイエンド ・基本動作はとても快適 ・3Dゲームも最高設定で快適に楽しめる |
Xperia 1 VIのベンチマークスコアは約160万点のため、高価格帯ハイエンドとしては申し分ない数値を記録しています。
現時点で、国内販売されているAndroidスマホの中では最上位クラスの性能を備えた一台です。
ベンチマークスコアで全てが決まるわけではないものの、一つの指標としては役立ちます。上記の目安スコアと価格帯・動作感を参考にしつつ、選んでいってみてくださいね!
【比較】他機種のAnTuTuベンチマークスコア (V10)一覧
AnTuTuベンチマークスコア (V10)にて計測した他機種のAndroidスマホの実測値を以下にまとめました。(*本体温度については、3回連続で計測した結果です。)
機種名 | SoC | 実測値 | 本体温度(MAX) |
---|---|---|---|
Xperia 1 VI | Snapdragon 8 Gen 3 | 1,656,081点 | 最大41.9度 |
Zenfone 11 Ultra | Snapdragon 8 Gen 3 | 2,023,888点 | 最大50.4度 |
ROG Phone 8 | Snapdragon 8 Gen 3 | 1,944,889点 | 最大43.5度 |
Galaxy S24 Ultra | Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy | 1,926,085点 | 最大42.1度 |
Galaxy S24 | Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy | 1,828,815点 | 最大45.4度 |
Xperia 1 VIのベンチマークスコアを他機種と比較すると、やや劣る印象。実際にSnapdragon 8 Gen 3搭載機を計測した中では、一番点数が低いです。
一方で、発熱はかなり抑えられている印象。スコアこそ物足りないものの、上手く熱制御が出来ていそうですね。
実際、Xperia 1 VIを使っていても重い3Dゲームを長時間やらない限りは気になる発熱はなく、安定しています。少なくとも歴代Xperia 1シリーズの中で、最も発熱耐性に優れ、長く高いパフォーマンスを維持できる一台でしょう。
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