5インチは十分コンパクト。どうも、ピエールちえほん(@chehonz201)です!!
さて、今回はドコモから発売された2019年夏モデル大注目のコンパクトモデル「Xperia Ace SO-02L」について記事を書いていきます。Xperia Aceは、低価格帯(ミドルレンジモデル)として登場し、価格は48,600円(税込)と5万円を切っている購入しやすいXperiaシリーズになっています。
注目は、やはり圧倒的なコンパクトなサイズ感です。手のひらサイズのスマホは、非常に貴重な存在となっています。また、面白いのはカメラです。Xperia 1にはないインカメラに超広角レンズを搭載していたり、独自のオリジナル機能を盛り込んでいたりします。コンパクトモデルでは初となる、ハイブリッド手ブレ補正(光学式手ぶれ補正+電子式手ぶれ補正)を搭載しています。実は、ミドルレンジモデルで光学式手ぶれ補正を搭載しているのは珍しい。十分魅力的な写真が撮影できるメインカメラになっています。
「Xperia Ace」ってこんな素敵なんだと、少しでもこの記事を通して感じて貰えれば嬉しい限りです。もちろん、メリット・デメリットを素直にお伝えしていきます。ぜひ、自分が使う環境に合わせたスマートフォン選びの参考になれば幸いです。
Xperia Aceは、“コンパクトサイズ”、”使いやすさ”に重きを置く方であれば、これ以上ない最適なスマホでしょう。
それでは、Xperia Aceを詳しく見ていきましょう。
スペック・性能
まずは、Xperia Aceのスペック・性能について改めて確認しておきましょう。
機種名 | Xperia Ace (SO-02L) |
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価格 | 48,600円(税込) |
本体サイズ(縦×幅×厚さ) | 約140㎜×約67㎜×約9.3㎜ |
重量 | 約154g |
ディスプレイ | 約5.0インチ FHD+(2,160×1,080) トリルミナスディスプレイ for mobile |
OS | Android 9.0(初期搭載OS) |
CPU(SoC) | Snapdragon 630 |
メモリ(RAM) | 4GB |
内蔵ストレージ(ROM) | 64GB |
外部ストレージ | 最大512GB microSDXC |
アウトカメラ | 約1200万画素 |
インカメラ | 約800万画素 |
バッテリー | 2,700mAh |
充電端子 | USB Type-C |
防水・防塵 | 防水:IPX5/IPX8 防塵:IP6X |
SIMカード | Nano SIM |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
本体カラー | ブラック ホワイト パープル |
その他 | おサイフケータイ対応 |
Xperia Aceには、様々な魅力が詰め込まれていますが、スペック・性能を見ていく上でぜひ確認してほしいのは、防水・防塵仕様です。Xperia Aceは、IP68相当の防水防塵に対応しています。ミドルレンジモデルで、しっかりとした防水・防塵仕様は嬉しすぎます。日本国内ユーザーで重要視する機能の一つに対応しているのは、購入機種対象になりやすいですよね。
また、おサイフケータイにも対応しています。電子マネーの管理や支払いをスマホ一台で出来るのもの嬉しいですよね。
カラーについては、選びやすい3色展開になっています。ブラック・ホワイトは定番カラーで、パープルは渋めではありますが、実際見るとオシャレな色味になっています。
参考になればと、Antutuベンチマークスコアも計測しました。
Antutuベンチマークスコアは、89,255点と比較的最近のミドルレンジモデルの中でも低めになっています。同価格帯のGalaxy A30よりもベンチマークスコアは低いですが、利用しているともっさり感はXperia Aceの方が少なく快適に利用できました。
ただし、ゲームメインには絶対におすすめ出来ません。もちろん、ゲーム自体が出来ないわけではないですが、やはり処理に重さを感じます。一般的な電話やメール、LINE、SNSのような使い方をおすすめします。
メリット・デメリット
僕がXperia Aceを一週間使って感じたメリット・デメリットを以下に並べてみました。
▶︎インカメラが面白い
▶︎防水防塵、おサイフケータイ対応
▶︎指紋認証と電源ボタン一体型で使いやすい
▶︎イヤホンジャック搭載は嬉しい
▶︎ハイブリッド手ぶれ補正搭載は嬉しい
▶︎最適化されたサイドセンスが使いやすい
▶︎購入しやすい価格が魅力
▶︎カメラボタンは非搭載なのが残念
▶︎はじめて使うには分かりづらい音量を上げるボタン
▶︎夜間・暗所の撮影は弱め
▶コンパクトだけど、案外重い!
いくつかピックアップして、Xperia Aceのメリット・デメリットをご紹介します。
まずは、個人的に使って最も気になったデメリットを3つピックアップしてお伝えします。
カメラボタンは非搭載なのが残念
Xperia Aceのカメラが凄く良いだけに残念なのは、Xperiaシリーズ恒例のカメラボタンがないことです。すでにXperiaシリーズを使ったことがある方なら一度は使ったことがあるお馴染みのカメラボタンがXperia Aceには非搭載です。カメラのクイック起動やシャッターとしても使える便利ボタンが使えないのはなんとも惜しいポイントです。
夜間・暗所の撮影は弱め
Xperia Aceのカメラを使っていて感じるのは、夜間・暗所の撮影は若干弱い気がしました。ドコモからすでに販売されている同価格帯のスマートフォン「Google Pixel 3a」が驚異的すぎるということもありますが、比較するとXperia Aceのカメラは夜景・暗所に弱いです。日中の風景、料理は非常に綺麗な写真を撮影出来るだけに惜しいなと感じました。
コンパクトだけど、案外重い
コンパクトなサイズ感が魅力的である反面、実は約154gと案外重いです。5.6インチのGoogle Pixel 3aが約147gということを考えると、重く感じませんか?手に持ってみるとサイズ感は凄く良く、操作感・使い勝手ともに素晴らしいものがあるだけに、気持ち重さを感じるのは残念です。
ただ、去年のXperia XZ2 Compactは、約135mm × 65mm × 12.1mm、重さ168gだったので、Xperia Aceわずかに大きくなりましたが、重さが約14g減っています。去年のコンパクトモデルからは大幅に軽くなった印象です。
次に、個人的に使って最も気になったメリットを3つピックアップしてお伝えします。
インカメラが面白い!!
僕が実際に使って感じたのは、Xperia Aceはインカメラがめちゃくちゃ楽しい。遊べるオリジナル機能として、4コマムービー、4コマフォトを撮影出来ます。数秒ごとにシャッターが切られ、そのたびにポーズを変えたりして撮影出来て、それをムービーにしたり、4コマフォトに出来たり、友達と遊ぶ時にも楽しめるカメラになっています。上位モデルのXperia 1にはないXperia Aceだけの機能です。
もちろん、Xperia Aceはアウトカメラも素晴らしい。ハイブリッド手ブレ補正(光学式手ぶれ補正+電子式手ぶれ補正)を搭載していることで、綺麗な写真を手軽に撮影出来ます。接写や夜間撮影は、若干弱い印象を受けますが、十分撮れるカメラだと思います。
最適化されたサイドセンスが使いやすい
“コンパクトサイズ”、”使いやすさ”に重きを置く方に最適されたサイドセンスが使いやすい。Xperia Aceを使っていて思ったのが、サイドセンスは案外コンパクトモデルの方が使い勝手が良いということ。Xperia Aceのサイドセンスは、ディスプレイのサイド部分(線が表示されている)をダブルタップすることで使いたいアプリの起動やWi-Fiのオン・オフも簡単に表示出来たりします。
サイドセンスは、本体を持ちながら大きな指の動作、持ち替えをしなくても様々機能やアプリを呼び出せたりします。Xperia 1やXperia XZ3で使うサイドセンスよりも、呼び出しやすく、コンパクトサイズの本体をしっかり握った感覚があるままに呼び出せるので、落としそうになったり、バランスを崩したりという不安はありませんでした。一番良く使っている機能の一つです。
イヤホンジャック搭載は嬉しい
まだまだ、家では有線イヤホンを使っている僕としては、イヤホンジャック搭載は非常にありがたいポイントの一つです。最近では、音の再生時Bluetoothの遅延は少なくはなったものの、まだまだ遅れて聴こえたりしますよね。そのため僕は外出時はワイヤレスイヤホン、家では有線ヘッドホンを使っています。イヤホンジャックを搭載していることで、ユーザーの好み、環境に合わせて選べる選択肢があるのは嬉しいです。
実際どうなのか
“コンパクトサイズ”、”使いやすさ”に重きを置く方は買い。
Xperia Aceは、あくまでミドルレンジモデルです。すでに1年以内に発売されているハイエンドモデルを使っている方や使われたことがある方にはあまりオススメ出来ません。Xperia Aceは、幅広い年齢層に向けたスマートフォンではありますが、比較的ライトユーザー向けのスマートフォンになっています。
僕のように、電話やネット、メール、Twitterなどをメインに使うだけなら問題なく快適に利用して頂けるスマートフォンになっています。
とはいえ、Xperia Aceのコンパクトなサイズ感は非常に魅力的です。”使い心地が良い”毎日使うスマートフォンだからこそ感じる使いやすさは、ストレス軽減に繋がっているように感じます。性能と価格のバランスも比較的取られているスマートフォンなので、是非一度実機を手にとって触ってみることオススメします。